このページを印刷する

総合教育科目

総合教育科目での学び

総合教育科目の学びは、カリキュラムマップに図示されている通り、Step0~2の、3つのステップと藝術学舎で構成されています。下の説明文と共にカリキュラムマップもあわせてご確認ください。

Step0での2科目は、通信教育大学での学び方を知るための準備科目になります。「はじめての共通科目」は、ガイダンスを兼ねた科目です。新入生の皆さんは、まずこの科目を受講いただき、通信教育部での学びの仕組みを知りましょう。また、遠隔スクーリングをスムーズに受講できるようになるため「オンライン授業入門」も用意しています。

Step1とStep2は、「人間力」を向上させ、自分を変えることによって、自信を持ち社会活動や芸術活動を行えるようになるための科目群です。Step1とStep2を同時進行で学んでいただいても構いませんし、Step1からStep2へと学びを進めていただいても構いません。

Step1は、人の活動をつかさどる原点として、身体・意識・感覚に焦点を当て、学び、体験し、その能力を高めることを目指す科目構成になっています。「リベラルアーツベイシック」として「身体と表現」「ことばと表現」「数と世界」「デッサン」の4つの科目を用意しました。「身体と表現」では、自らの身体を見つめ直し、その表現力の豊かさを学びます。そして、「ことばと表現」「数と世界」では、人の意識活動の中で、最も重要視される「ことば」と「数学的思考」の基本の基本を知り、その活用法を学びます。「デッサン」では、本来、最も大切な能力ですが急速に退化しつつある、「観察力」と「感覚」を、モノを見て描くことによって鍛え直します。
Step2には、人の活動の多種多様さ、人間社会の成り立ちや環境を知り、俯瞰して世界を捉え直し、自立した社会人として活動するための学びを数多く準備しています。歴史・心理・経済などの社会科学、哲学・宗教などの人文学、環境や生態学など自然科学に属する学問があります。また、茶の湯・煎茶・芸能・文楽・落語など、体験を交え伝統芸能を学ぶ科目や、観察の対象を、外界と頭の中のイメージの両方から探究して描く、デッサンS科目もあります。
Step1、2共に、授業は理解しやすい工夫がなされ大変学びやすくなっています。

藝術学舎では、更に、様々な視点から芸術への視野を拡げるための知識や体験を得られる数多くの講座が、通年、休みなく展開されています。

総合教育科目では、コースの垣根を越えた交流が行えることも魅力の一つです。これら総合教育科目の学びを通して、まだ知らない世界に触れ刺激を受け、自分自身の能力を高めることによって「人間力」を向上させ、交流を拡げ、自らと社会を、より良い方向に変えていくことにお役立てください。きっと、専門コースの学びとも有機的に繋がり、皆さんの表現力を高めてくれるはずです。

このページの先頭へ戻る