西川 博美(ニシカワ ヒロミ)
建築設計に取り組む前に、場の歴史を探り、環境を読み解くことも大切です。
■専門分野
建築設計、都市史研究(台湾)、まちづくり
■出身校等
京都工芸繊維大学大学院 博士後期課程造形科学専攻 都市基盤史研究室
■主な業績等
建築作品:
富士塚ハウス(2017年6月)
論文:
「日本統治期の台湾における軒下歩道の利用と管理」(日本建築学会計画系論文集、2014年5月掲載)
「日本統治期の台湾の地方小都市における亭仔脚の町並みの普及―市区改正計画との関連を中心として―」(日本建築学会計画系論文集、2014年6月掲載)
■「オススメの1冊」とオススメポイント
鳥海基樹『ワインスケープ』(水曜社、2018)
フランスのワインスケープを農地とその集落がつくり出す景観論に留まらず、文化財としての価値づけ、その観光、そして建築・都市の形成まで深く楽しめる書籍でした。